A Case of Crohn's Disease with Right Iliopsoas Abscess Formation

Autor: Tsunehisa Kano, Haruhiko Okamoto, Takeyasu Suda, Masataka Sasaki, Tsuneo Iiai, Katsuyoshi Hatakeyama
Rok vydání: 2002
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 63:1449-1452
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 症例は32歳,男性. 1994年より腸閉塞症状で近医に入退院を繰り返していた. 2000年4月26日,右下腹部痛,腫瘤にて近医に入院した.大腸内視鏡で回盲部に潰瘍を認め,単純性潰瘍,またはCrohn病を疑われた.絶食,抗生剤投与で症状軽快し退院したが, 8月より再び右下腹部痛,腫瘤を認め,当院受診し外来通院するも症状の増悪に加え,発熱,右大腿部痛も併発し, 2000年10月13日入院した.腹部CTで右腸腰筋内にガスを伴う膿瘍を認めた.絶食,抗生剤にて症状軽快し, CT上も膿瘍の縮小認めたため,成分栄養療法を試みたが症状再発し, 2000年12月5日手術施行した.開腹所見では,終末回腸が発赤腫脹し後腹膜に強固に癒着していたが,腸腰筋に膿瘍は認めなかった.回腸に狭窄部を認め回腸部分切除術を施行した.術後診断はCrohn病であった.
Databáze: OpenAIRE