Analysis of commercial shochu obtained from the market. Part 2. Results of principal component analysis
Autor: | Tairiku Oomori, Hiroichi Akiyama |
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Rok vydání: | 1985 |
Předmět: | |
Zdroj: | JOURNAL OF THE SOCIETY OF BREWING,JAPAN. 80:418-421 |
ISSN: | 2186-4004 0369-416X |
DOI: | 10.6013/jbrewsocjapan1915.80.418 |
Popis: | 前報で報告した市販の甲類, 乙類, 甲乙混和焼酎合計91サンプルの化学分析値を変数として主成分分析法を行ない, つぎの諸点を明らかにした。1. 第1主成分は総合的な香味成分含有量に関する軸で, 含有成分量に応じて甲類から乙類まで連続的に主成分得点が変動していた。第2主成分は主としてメタノール, i-アミルアルコールに関した軸であった。2. 第1主成分の固有値は8.39, 寄与率は55.9%, 第2主成分の固有値は1.97, 累積寄与率は69.0%, 第3主成分の固有値は1.11, 累積寄与率は76.4%であった。3. 各主成分得点を二次元平面の中にX-Yプロットした図から, 各製品群が特有の位置を占めており, 大略の区分分けができることを示した。すなわち,(1) 20°, 25°甲類は25°乙類と区分できた。(2) 25°乙類は原料別に製品特性を形成しているが,“むぎ” と “そぼ” はかなり近縁な位置を占め “いも” はこれらとは明らかに異なった位置にあった。(3) 25°混和焼酎は甲類に近いサンプルと乙類に近いサンプルとに二極分化していた。多変量統計解析法を示唆していただいた国税庁醸造試験所前所長佐藤信先生, 具体的なご教示をいただいた同所第6研究室長西谷尚道先生およびコンピュータ操作を担当された当社システム部に深謝します。なお前報と本報の概要は昭和59年度の日本醸酵工学会大会において発表した。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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