A CASE OF GOBLET CELL CARCINOID ORIGINATING FROM A REMNANT OF THE VERMIFORM APPENDIX FOLLOWING APPENDECTOMY

Autor: Naotaka Okamura, Kenzo Tajima, Naohiro Shimakage, Jyun Hasegawa
Rok vydání: 2008
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 69:857-862
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.69.857
Popis: 虫垂原発の杯細胞型カルチノイド(以下カルチノイド)の報告は多いが,虫垂切除術後の遺残虫垂より発生した報告はない.今回組織学的に検討し遺残虫垂より発生したカルチノイドを経験したので報告する.症例は50歳,男性.30年前に虫垂切除術の既往あり.2000年3月右下腹部痛にて近医を受診し大腸内視鏡検査にて盲腸腫瘍を疑われ当院消化器内科に紹介された.大腸内視鏡検査で虫垂入口部に発赤を伴う粘膜下腫瘍様の病変を認め,3回目の生検で印環細胞癌と診断された.2000年5月肛門指診にてSchnitzler転移を認めたが腸閉塞を回避するため回盲部切除術を行い遺残虫垂より発生したカルチノイドと診断された.5-FU,CDDPによる化学療法を施行したが51カ月後に癌性腹膜炎にて永眠された.
Databáze: OpenAIRE