Relationship between Reproductive Efficiency and Clinical Parameters Monitored during the Transition Period in Dairy Cows

Autor: M. Takagi, I. H. Lee, R. Eguchi, N. Yamagishi, K. Oboshi, A. Nakagawa
Rok vydání: 2005
Předmět:
Zdroj: Japanese Journal of Veterinary Clinics. 28:34-41
ISSN: 1883-4604
1346-8464
DOI: 10.4190/jjvc2001.28.34
Popis: 乳牛における移行期の栄養代謝状態と繁殖効率との関係を明らかにする目的で、1牛群で22ケ月間にわたって移行期乳牛の第一胃内容量(RV)、尿性状および血液生化学検査所見、さらに月齢、産次、分娩後3ヶ月間の乳量やボディコンディションスコア(BCS)などの情報を収集し、初回授精日数および空胎日数との関係を調べた。初回授精日数が延長した乳牛において、分娩前の尿中ケトン体濃度上昇と分娩後3週のRV低下、分娩後2~3ヶ月のBCS低下が、血液生化学検査では分娩前の血清BUN濃度の高値、分娩後のNEFA濃度増加とCaおよびiP濃度の低下が認められた。空胎日数が延長した乳牛において、BCSは分娩前に高値で分娩後3ヶ月に低値を、RVは分娩後3週で低値を、血液生化学検査では分娩前Glu濃度の低値と分娩後NEFA濃度の増加ならびにT-CHO濃度の低下が認められた。したがって、移行期の採食量および栄養代謝状態はその後の繁殖成績と関連があることが示唆された。
Databáze: OpenAIRE