Correlation between Loss of Heterozygosity of p53 Gene and Amplification of Oncogenes in Cases of Resected Lung Cancer

Autor: Sadao Ikeda, Naoki Yamashita, Hitoshi Wazawa, Yoshito Matsubara, Takeshi Hanawa, Nobuhiro Ikei, Satoru Sawai, Takeshi Funatsu, Moritoshi Kinoshita, Wataru Chiba
Rok vydání: 1994
Předmět:
Zdroj: Haigan. 34:377-384
ISSN: 1348-9992
0386-9628
DOI: 10.2482/haigan.34.377
Popis: 凍結保存していた切除肺癌組織と同一患者の正常肺組織60例を用いて, p53遺伝子の腫瘍特異的多型性喪失 (LOH) と, myc系, ras系, c-erbB-2遺伝子の増幅について検討した. 対立遺伝子がhomozygote (HOMO) であったのは37例, heterozygote (HETERO) であったのは23例で, このうち7例でLOHを認めた. LOHのあった症例のうち他の癌遺伝子に増幅を認めたのは1例だけであり, HOMO症例では12例 (46%) で他の癌遺伝子の増幅を認めた. LOHは病期別ではI期2例 (8%), IIIA期3例 (19%), IV期2例 (25%) で認め, 組織型別では腺癌5例 (15%), 扁平上皮癌2例 (9%) で認めた. HETERO症例のうち, LOHのあった症例の平均生存期間 (MST) は22カ月, LOHの無かった症例のMSTは19カ月で有意差はなかった. p53のLOHは病期が進むほど増加するが予後との関連性は無く, 組織型との関連性も無かった. 癌遺伝子の増幅はLOHを認めない症例で多くみられた.
Databáze: OpenAIRE