Relation between risk factors for uterine endometrial carcinoma and the cellular cluster architecture in endometrial cytology. Focusing on stromal A
Autor: | Kazuko Eguchi, Kimio Ushijima, Toru Sugiyama, Takashi Nishida, Shizue Honda, Keizo Fujiyoshi, Risa Fujiyoshi, Toshiharu Kamura, Shunichiro Ota |
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Rok vydání: | 2001 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Journal of the Japanese Society of Clinical Cytology. 40:445-449 |
ISSN: | 1882-7233 0387-1193 |
DOI: | 10.5795/jjscc.40.445 |
Popis: | 目的:今回われわれは子宮内膜細胞診における細胞集塊の形態的特徴と, 子宮内膜癌の組織分化度や筋層浸潤の程度との関連性について, とくにStromalAに注目して検討を行った.方法:対象は当科において子宮内膜癌と診断され, 子宮摘出を受けた症例のうち術前に子宮内膜細胞診の直接塗抹および生食洗浄法により子宮内膜細胞を得た49例である.これらの検体に対し, プレパラートあたりのStrornal Aを有する樹枝状集塊の出現数, Stromal Aを構成する細胞束数, Stromal Aにおける分岐数を観察し, 組織分化度や浸潤度との関係について検討を行った.結果:(1) Stromal Aを有する細胞集塊の出現頻度とStromal Aの分岐数は, 組織分化度ならびに筋層浸潤の程度との相関はみられなかった.(2) Stromal Aを構成する細胞束は, 高分化型腺癌において層数の多い大きな細胞束が出現する傾向を認めた.(3) 筋層浸潤の程度が深いほど, 出現するStromal Aの細胞束が層数が大きい傾向を認めた.結論:子宮内膜細胞診における細胞集塊内のStromal Aの観察は, 組織の構造異型を反映する重要な情報であると考える. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |