A CASE OF SMALL CELL CARCINOMA OF THE SMALL INTESTINE WITH PERITONITIS CARCINOMATOSA AND MULTIPLE HEPATIC METASTASES TO WHICH CDDP+CPT-11 REGIMEN WAS EFFECTIVE
Autor: | Kenichi Tashiro, Hideharu Mukai, Masamitsu Watanabe, Masahiro Ikegami, Chiyoko Ichikawa, Yujiro Sakaguchi |
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Rok vydání: | 2006 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 67:2640-2645 |
ISSN: | 1882-5133 1345-2843 |
DOI: | 10.3919/jjsa.67.2640 |
Popis: | 症例は48歳,女性.左下腹部痛を主訴に外来受診,腸閉塞の診断にて入院となった.腹部CT検査にて骨盤内に不整形の腫瘤が認められたが,注腸検査ではS状結腸の圧排のみであった. 2005年9月6日,腹腔内腫瘤の診断にて手術施行した.約7cm大の小腸腫瘍が左骨盤腹膜に浸潤しており小腸部分切除を行った.右横隔膜下に腹膜播種も認めた.術後約3週間で胸膜転移,胸水,肝転移,腹膜播種が急激に増悪した.病理学的に小腸小細胞癌と診断されたため, 10月4日よりCDDP (60mg/m2)+CPT-11(60mg/m2) 療法を開始した. 2コース終了後腫瘍の縮小と全身状態の改善が認められた.しかし, 4コース終了後にインフルエンザに感染し化学療法を中止したところ急激な腫瘍の増大が認められ2006年2月27日永眠された.小腸小細胞癌に対しCDDP+CPT-11療法が延命に寄与する可能性が示唆されたため,若干の文献的考察を加えて報告する. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |