TWO CASES OF UMBILICAL METASTASIS OF GASTRIC CANCER (SISTER MARY JOSEPH'S NODULE)

Autor: Takao Horiba, Atsushi Hirai, Kiyoshi Ishigure, Takuya Watanabe, Akira Fujioka, Yoichi Ito
Rok vydání: 2006
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 67:2738-2741
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.67.2738
Popis: 症例1は68歳,男性. 2005年1月,胃癌に対し胃全摘,胆嚢摘出術を施行され, stage III Aであった. 2006年2月より腫瘍マーカーが上昇し, CTにて右水腎症が出現したため,再発が疑われ尿管ステントが留置された. 2006年4月より臍の硬結を自覚し, CTにて臍部に腫瘤を認めた.穿刺吸引細胞診にて,腺癌と診断された.現在外来にて化学療法中である.症例2は93歳,女性. 2006年1月,幽門狭窄を伴う胃癌にて手術が施行された.腹膜種播を認めたため,胃空腸吻合術となった. 2006年3月より臍の発赤が出現し, CTにて臍部に腫瘤と多発肝転移を認めた. 2006年4月,穿刺吸引細胞診にて腺癌と診断された.支持療法を行うも2006年5月に死亡した. 胃癌臍転移は稀ではあるが,発見や診断は容易であり,進行胃癌術後ではその存在も念頭においた診療を行うことが重要であると思われた.
Databáze: OpenAIRE