Neuronal activity in three oro-facial motor cortical areas of conscious cats during mastication

Autor: Hiroyuki Kamogawa, Hisao Hiraba, Tomotaka Oishi, Tamiko Yoshida, Yayoi Yamaguchi
Rok vydání: 1993
Předmět:
Zdroj: Japanese Journal of Oral Biology. 35:386-401
ISSN: 0385-0137
Popis: 覚醒ネコ前頭葉皮質のICMSで顎顔面口腔領域に運動効果を認めた3つの運動皮質, 冠状回前方部のC領域, 前シルピウス溝外側壁のP領域と十字溝腹側部のM領域で単一ニューロン活動を記録し, mastication-related (MR) ニューロンの性質と咀嚼運動時の活動様式について調べた。各領域のMRニューロンは, C (88/129) とP領域 (98/142) で約70%, M領域 (81/136) で約60%であった。活動様式は, 咀囑運動に従ってニューロン活動を変化するPost-movement typeと顎, 舌や口周囲部の運動に先行して変化するPre-movement typeに分けられ, それぞれM領域で20と70%, C領域で60と35%, P領域で45と50%であった。以上より, MやP領域は咀嚼運動あるいは顎舌, 顔面筋運動の開始に, C領域は咀嚼運動遂行時の感覚入力と運動出力の統合により運動の制御を行っていると推察された。
Databáze: OpenAIRE