A Study on the Lymph Node Metastases of the Right Side Colon Cancer in Relation to the Location of Cancer and the Arterial Supply
Autor: | Takayoshi Akiyama, Yoshio Kinami, Takeo Kosaka, Fujio Tomita, Harukimi Gotohda, Shigeki Takashima, Ichiro Kita, Masato Kiriyama, Hitoshi Saito |
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Rok vydání: | 1993 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 26:2784-2792 |
ISSN: | 1348-9372 0386-9768 |
DOI: | 10.5833/jjgs.26.2784 |
Popis: | 右側結腸癌109例を対象にリンパ節転移状況を検討し, 以下の結果を得た. 1) 採取リンパ節総数は7,664個, 1症例あたり平均70.3個で, 転移率は49.5%, 転移度は3.4%であった.2) 右結腸への動脈分岐は回結腸, 右結腸および中結腸動脈が独立して分枝する標準型は47w7%のみであった. 3) 肉眼判定と組織学的所見ならびにリンパ節長径と転移度の検討から肉眼判定の困難性が示唆された. 4) 転移率は癌腫部位に関係なく腫瘍近傍リンパ節で最も高く, 次いで中枢側転移が高率で, 主幹動脈に向かう流れが優位を占めた. なお, 腸管軸方向転移は癌腫縁より最長10cmに限られていた. 5) 癌腫部位からみた中枢側転移は盲腸および上行結腸口側1/3の癌では回結腸動脈, 右横行結腸癌では中結腸動脈領城が主で, 他の上行結腸癌では動脈分岐状況に左右され, 3動脈にまたがって転移がみられた. 6) 盲腸および同部の浸潤上行結腸癌の3例で下大静脈前面, 外腸骨動脈周囲リンパ節に転移を認めた. 以上から右側結腸癌に対する郭清術式を考察した. |
Databáze: | OpenAIRE |
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