STUDIES ON THE SURGICAL CASES OF THE ESOPHAGEAL LEIOMYOMA

Autor: Koji Kawashima, Eimei Hamada, Satosi Tanaka, Kenzo Ohishi, Terutake Sunada, Gen Sato
Rok vydání: 1977
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 10:368-376
ISSN: 1348-9372
0386-9768
DOI: 10.5833/jjgs.10.368
Popis: 食道平滑筋腫の教室6手術例は, 32歳から52歳で男女比5: 1であり, Ce以外の食道の各部位にみられ, 全例核出術を施行しえた.文献上蒐集した本邦60手術症例の統計的観察を行った.年齢は2歳から62歳で, 性別差はなく, 発生部位はCeになくて60%が下部食道であり, 主症状は嚥下障害と異和感が多く, 無愁訴例が11.7%である.術前診断は, 癌腫とは区別されながらも, 本症と診断せるものは極めて少なく, 食道に16.7%に併発疾患があり, 多発例13.3%である.手術々式は腫瘤摘出術と食道切除術がおのおの57.4%, 40.8%である.本症の術前の確診, とくに悪性疾患との鑑別は困難であり, 本症は愁訴の有無にかかわらず手術的療法を考慮すべきである.
Databáze: OpenAIRE