Effects of Methamphetamine on Auditory Systems

Autor: Hiroyuki Ito, Ko Ueda, Masahiro Mukaida, Shigeyo Nagase, Hiromitsu Saito, Fumihisa Hiraide, Sotaro Funasaka
Rok vydání: 1991
Předmět:
Zdroj: AUDIOLOGY JAPAN. 34:227-232
ISSN: 1883-7301
0303-8106
DOI: 10.4295/audiology.34.227
Popis: モルモット1匹あたり10mg/kgのメタンフェタミンを腹腔内注射し, 同剤が聴覚系に及ぼす影響をプライエル反射域値測定器やABRを用いて測定した。 この結果, プライエル反射域値は薬剤投与後30分, 60分で有意に低下した。 一方, ABRについては, 薬剤投与後ABRのI, II, IV波潜時は240分まで, III波潜時は180分までに有意に短縮し, 波間潜時についてもほぼ同様の傾向を示した。 しかし, 振幅や域値については, 薬剤投与前後で変化がみられなかった。 以上より, メタンフェタミンは聴覚伝導路全搬において, 潜時を短縮させる作用をもつことが判明した。
Databáze: OpenAIRE