Mass screening for colorectal cancer using occult fecal blood testing

Autor: Yosuke Nakano, Y. Kumanishi, Tetsuo Taguchi, A. Fujiwara, N. Ueda, Kimoto Y, M. Ohmichi, Usugane M, Fujita M, Y. Tsukahara, Jun Ota, K Shimozuma
Rok vydání: 1985
Předmět:
Zdroj: Nippon Daicho Komonbyo Gakkai Zasshi. 38:1-6
ISSN: 1882-9619
0047-1801
DOI: 10.3862/jcoloproctology.38.1
Popis: 昭和57年4月から1年間に地域,職域,個人に対し制限食下便潜血スライド3枚+問診法による大腸癌集検を行なった.要精検者は(1)制限食下に便潜血反応(シオノギスライド)を連続3日間行ない,1回でもグアヤック法陽性の者.(2)問診票による有症状者.(3)大腸ポリープの既往や,親族に大腸癌患者をもつハイリスク者とし,直腸鏡,注腸検査,大腸ファイバースコープ等の精検を行なった.総受検者は7392名(男3704名,女3688名)で,その内,要精検者1934名(26.2%),精検受診者1251名(64.7%)であった.この中より大腸癌10例11病変(早期癌5例6病変),大腸ポリープ157例,大腸憩室113例等の病変が発見され,大腸癌の発見率は0.14%と高値を示した.検査時の食事制限に関しては,その遵守度と便潜血陽性率が相関関係にあり,食事制限の必要性が再確認された,又,これは受検者に対する啓蒙により意識向上をはかれば,十分為し得るものと考えられた.
Databáze: OpenAIRE