Biotransformation of Tetrachloroethylene to Vinyl Chloride and Ethylene in Soil and Groundwater

Autor: Yasushi Matsufuji, Shiro Tagami, Nobuyuki Sera, Yoshitaka Nagafuchi, Takashi Tokunaga, Shigeji Kitamori, Masataka Hanashima
Rok vydání: 1997
Předmět:
Zdroj: Journal of the Japan Society of Waste Management Experts. 8:121-128
ISSN: 1883-163X
1883-1648
DOI: 10.3985/jswme.8.121
Popis: テトラクロロエチレン (PCE) 汚染土壌, 井水について, 嫌気性微生物による脱塩素化物である塩化ビニル (VC) を調査するとともに, その生成要因について検討した。VCは数箇所の井水で検出された。また, 脱塩素化生成物を多く含む井水中にはPCEをジクロロエチレン (DCE) に脱塩素する橙色の色素産生菌が存在していた。PCEのVC化, さらにエチレン (ET) 化には, 汚染井水の貯留槽の沈殿物の添加が不可欠であり, グルコースやシステインの添加がこの反応をさらに促進した。完全分解系 (PCEからET) と不完全分解系 (PCEからDCE) の二種のPCE分解系を井水から構築し, 脱塩素反応の差について検討した。その結果などから, 不完全分解は通性嫌気性菌群で可能であるが, 完全分解には, さらに嫌気性を要求する細菌群が関与する必要があると思われた。完全分解系では, 21mg/lのPCEを25℃, 16日間でETまで完全に脱塩素した。
Databáze: OpenAIRE