Noisiness of road traffic noise. Factors influencing timbre

Autor: Seiichiro Namba, Tadasu Hatoh, Sonoko Kuwano
Rok vydání: 2000
Předmět:
Zdroj: The Japanese journal of ergonomics. 36:319-334
ISSN: 1884-2844
0549-4974
DOI: 10.5100/jje.36.319
Popis: 様々な種類の道路交通騒音の印象に影響を及ぼしている要因について検討した. マグニチュード推定法を用いた予備実験の結果, やかましさはエネルギー平均によってある程度予測できることが示された. 実験1では, LAeqを等しくした10種類の道路交通騒音の印象をSD法を用いて評価した. その結果,‘かん高い’,‘迫力がある’傾向にある刺激は機関騒音や排気騒音が中心の騒音であり, タイヤ騒音が中心の音源や音源の特定の難しい音源は, これらの傾向が弱かった. また, 迫力感はISO 532 Bに基づくラウドネスレベルや fluctuation strength によっておおむね評価できた. さらに, 金属的印象は sharpness とよい対応を示した. 美的印象も, 音圧レベル, 周波数特性, 時間変動特性の影響を受けていた. 一対比較法を用いた実験2の結果, やかましさはラウドネスレベルや fluctuation strength, 音色の悪さは sharpness の影響を受けていた. 実験結果をもとに, 美的印象に影響を及ぼす要因, 道路交通騒音の不快さを軽減する対策について考察した.
Databáze: OpenAIRE