Study on the diagnosis of gastric cancer by measurements of mucosal electrical impedance with endoscope
Autor: | Sadaaki Murakami, Tadayoshi Takemoto, Masami Takeuchi, Shigemi Ariyama, Kunihiko Harada, Yukinori Okazaki, Kazuya Matsuda |
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Rok vydání: | 1989 |
Předmět: | |
Zdroj: | NIPPON KAGAKU KAISHI. :89-96 |
ISSN: | 2185-0925 0369-4577 |
Popis: | 新しい機能内視鏡検査法として, 経内視鏡的に胃粘膜の電気インピーダンスを測定する方法を開発した。医療用電気インピーダンス測定装置を試作し, 各種胃疾患についてのインピーダシスを 100;Hz~100kHz の範囲で測定した。ラットおよびイヌについて基礎実験を行なった。臨床応用として. 63例の胃疾患および正常例について, インピーダンスの測定を行なった。Cole-Cole 曲線は, 動物およびヒトいずれの胃粘膜についても正確に測定された。胃がん症例の Cole-Cole曲線は, 正常例は 14.7 ± 2.7kHz と比較してあきらかに異なった。リアクタンスがゼロになる周波数 f(X=0) は, 正常例は, 14.7 ± 2.7kHz であるのに対して, 胃がん症例では 10.1 ± 1.2kHz であった。正常例と比較して, 胃がん症例にらいての R(X=0) および (Z) いずれも低い値を示した。胃がん症例について, 胃がん病巣と周辺の非がん部粘膜を比較すると, 前者の R(X=0) は有意に低い値を示したが, f(X=0) については両者に差異は認められなかった。内視鏡を用いた胃粘膜インピーダンス測定法は悪性腫瘍の存在診断や良性・悪性腫瘍の鑑別診断への応用が可能である。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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