A CASE OF NEUROENDOCRINE CARCINOMA OF THE STOMACH PRESENTING AS A SMALL SUBMUCOSAL TUMOR

Autor: Syunnji Okada, Tokio Higaki, Tadatoshi Takayama, Yoshihumi Watanabe, Atsuko Iwama, Shintaro Yamazaki
Rok vydání: 2009
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 70:3305-3308
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.70.3305
Popis: 症例は57歳,女性.多発する嚢胞性肝腫瘍のため肝嚢胞腺癌または転移性肝腫瘍の診断で左肝切除術を施行した.病理組織学的診断で肝神経内分泌癌であり原発巣の再検索を行った.胃病変として2cm以下の胃粘膜下腫瘍を三つ認め,数度の内視鏡下ボーリング生検でも悪性腫瘍の診断はつかなかった.Fluoro deoxy glucose-Positron emition tomography(FDG-PET)などの全身精査でも同定できず,胃原発巣の可能性が否定できないため開腹腫瘍生検を選択した.幽門輪近くの腫瘍が術中迅速病理組織学的検査で原発巣と同定,幽門側胃切除・所属リンパ節郭清術を施行した.胃内分泌癌は比較的大きな2型や3型の肉眼型で発見されることがほとんどである.遠隔転移で発見された原発不明例では小型の粘膜下腫瘍であっても,原発巣の可能性を考慮する必要がある.
Databáze: OpenAIRE