Localization of the origin of idiopathic right ventricular tachycardia by body surface electrocardiograms
Autor: | Yoshiaki Okano, Katsuro Shimomura, Shiro Kamakura, Kazuhiro Suyama, Takashi Kurita, Wataru Shimizu, Katsuhiko Katayama, Naohiko Aihara |
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Rok vydání: | 1996 |
Předmět: | |
Zdroj: | Japanese Journal of Electrocardiology. 16:174-184 |
ISSN: | 1884-2437 0285-1660 |
DOI: | 10.5105/jse.16.174 |
Popis: | 右室起源の特発性心室頻拍 (VT) の発生部位を詳細に推定するために体表面電位図と12誘導心電図の特徴を検討した.対象はカテーテルアブレーションに成功した右室特発性VT22例と, ペースマッピングで起源を同定しえた左室流出路起源特発性VT3例.29種のVT発生部位を流出路の (1) 前後, (2) 左右, (3) 上下に分類し, 体表面電位図と12誘導心電図の特徴を部位別に検討した.その結果等電位図上 (1) QRS初~中期の極小の位置が前後の鑑別に有用であった (正中線上又は右側=自由壁側, 正中線より左側=中隔側) . (2) QRS30msec以降の左前胸部上方の電位分布が左右の鑑別に有用であった (負領域=anterior attachment側, 正領域=posterolateral attachment側) . (3) QRS初期~中期での極小の下方への移動時間が上下の鑑別に有用であった (50msec未満=肺動脈弁下遠: 位側, 50~90msec=肺動脈弁下近位側, 90msec以上=左室流出路側) .12誘導心電図ではI誘導の向きとII, III誘導のQRS波形が前後の, aVRとaVLのQS波の深さが左右の, V1とV2のr波の大きさが上下の鑑別に有用であった.体表面電位図または12誘導心電図により右室特発性VTのアブレーション至適部位または発生部位を詳細に推定しうると考えられた. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |