A case of Wilson disease with multiple low-echoic SOLs in the liver
Autor: | Mitsuhiro Terada, Kenichi Kobayashi, Masashi Unoura, Ken Urabe, Hideyuki Ryourin, Shuichi Kaneko, Manabu Yoneshima, Yutaka Inagaki |
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Rok vydání: | 1991 |
Předmět: | |
Zdroj: | Kanzo. 32:91-95 |
ISSN: | 1881-3593 0451-4203 |
Popis: | 肝障害型Wilson病の経過観察中,腹部超音波検査にて,肝内に多発性低エコー結節を認め,DSCTI-AP及びエコーガイド下生検にて再生結節と診断した1例を報告した.症例は,22歳の男性,昭和60年5月よりWilson病による粗大結節型肝硬変症としてD-ペニシラミンの投与をうけ経過観察されていた.昭和62年6月,初診的より2年3カ月後の腹部超音波検査にて肝内に多発性のlow-echoic SOLの出現を認め,精査目的で当科入院となった.腹部CT検査では,SOLは指摘できず,血管造影検査にても新生血管や腫瘍濃染像は認められなかった.DSCTI-APでは,low-echcoic SOLに一致し,辺縁不明瞭な淡い欠損像を認めたが,明瞭な欠損像としては描出されず,再生結節の可能性が高いと考えられたが,確診を得るためにエコーガイド下生検を施行,肝細胞には異型性を認めず,大型再生結節と診断した.本例は,Wilson病の画像所見を考える上で興味ある症例と思われ報告した. |
Databáze: | OpenAIRE |
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