Studies on anticomplementary activity of liver disease sera

Autor: Syukou Suzuki, Hiroshi Yoshida, Morio Masaki, Takeo Yoshida, Reiji Kasukawa, Mikio Sato, Takao Murai, Tomoe Nishimagi, Takao Morito
Rok vydání: 1978
Předmět:
Zdroj: Kanzo. 19:862-870
ISSN: 1881-3593
0451-4203
Popis: 低補体価を示した肝疾患25症例につき,それらの未処理血清,非働化血清を用いて抗補体活性(ACA)を検索すると,未処理血清を用いた時(88.0%)が非働化血清を用いた時(56.0%)より高頻度であった.更に,大部分の症例(22例)では未処理血清のACAが非働化血清のACAより高力価であり,1部の症例(4例)では加熱処理によってACAが著しく減弱した.加熱処理によって変化する肝疾患のACA因子の態度はSLEのそれに類似するものであり,加熱で出現する骨髄腫のACA因子とは性格を異にするものであった.加熱処理で著減するACA因子はMercaptoethanol処理による影響を受けず,Sephadex G-200カラム分画で第I peak後半に認められ,この部に一致してClqと反応するIgG型抗体の複合物が認められだことから,本症例ではIgG型のImmune complexの存在が推定された.
Databáze: OpenAIRE