A Case of Idiopathic Portal Hypertension. Improvement of Portal Venous Flow to the Liver Following Hassab's Operation
Autor: | Takao Moriya, Hidefumi Baba, Katsunori Tanaka, Fumio Suzuki, Masahiko Takao, Hitoshi Otaka, Hitoshi Ito, Shigenao Kan |
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Rok vydání: | 1998 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 31:1991-1995 |
ISSN: | 1348-9372 0386-9768 |
DOI: | 10.5833/jjgs.31.1991 |
Popis: | 胃静脈瘤を合併した特発性門脈圧亢進症の手術前後に肝血行動態を検討し, 術後肝内門脈血流の改善が示唆された症例を経験した.症例は41歳の女性で, 特発性門脈圧亢進症・胃静脈瘤に対してHassab手術を施行した. 術前の血管造影X線検査では脾腫, 脾静脈から門脈本幹の拡張, 肝内末梢門脈の造影不良ならびに側副血行路である臍静脈の開存・拡張がみられたが, 術後は門脈本幹・臍静脈の径は軽減し, 肝内末梢門脈枝の描出が良好となった. 99mTc in-vivo標識赤血球肝動脈門脈血流シンチでの肝右葉/門脈臍部血流比は術前門脈臍部優位であったが, 術後肝右葉優位に逆転した. 術前の123I-IMP経直腸門脈シンチではほとんどの123I-IMPは門脈から大循環へshuntされていたが, 術後はshunt量が低下し, 肝内に集積された.以上よりHassab手術後門脈大循環shunt量の低下および肝内門脈血流の改善が示唆された特発性門脈圧亢進症の1例を経験したので報告する. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |