Postoperative Distance Stereoacuity and Prognostic Factors after Strabismus Surgery for Intermittent Exotropia Patients
Autor: | Keiichiro Iwao, Yukari Seki, Takako Nakagawa, Masae Yamanaka, Yosimi Sato, Tutomu Uesaka, Shuzo Nakayama |
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Rok vydání: | 2008 |
Předmět: | |
Zdroj: | JAPANESE ORTHOPTIC JOURNAL. 37:129-134 |
ISSN: | 1883-9215 0387-5172 |
DOI: | 10.4263/jorthoptic.37.129 |
Popis: | 目的:間欠性外斜視に対する手術前後の遠見立体視を測定し、改善度や影響を与える因子について検討した。対象及び方法:1995年1月から2004年12月までの間に初回斜視手術を施行した間欠性外斜視のうち、術後経過観察期間1年以上かつ最終検査時年齢6歳以上で、遠近の立体視および斜視角、輻湊近点検査ができた29例を対象とした。遠見にはNikonツインチャートNC-10®を、近見はTitmus Stereo Testを用いて、立体視検査を行った。また、交代プリズムカバーテストを用いて斜視角の測定を行い、術後遠見立体視に影響を与える因子について統計学的に検討した。結果:術後遠見立体視が得られたものは100%であった。また、術後の遠見立体視スコアも術前と比べ有意に増加していた。術後遠見立体視と術後近見立体視の間に有意な正の相関を認め、術後遠見立体視と術前遠見斜視角・術後近見斜視角との間で有意な負の相関を認めた。結論:術後遠見立体視は改善し良好であった。また、術後近見立体視が良いほど術後遠見立体視は良好で、術前遠見斜視角と術後近見斜視角が大きいほど術後遠見立体視が不良になることが明らかになった。術後遠見立体視と術後近見立体視の間に正の相関があることから、術後遠見立体視の低下は、重要な再手術の適応の要素であることが示された。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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