A case of gastric cancer arising from aberrant pancreas in the stomach

Autor: Noritsugu Ogawa, Yohji Seike, Taisei Yasuda, Masanobu Gotoh
Rok vydání: 2000
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 61:2642-2646
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.61.2642
Popis: 胃迷入膵の癌化症例は極めて稀で現在までに本邦で23例の報告をみるにすぎない.胃迷入膵より発生したと考えられる胃癌症例を経験したので報告する.症例は46歳女性である.7年前,胃内視鏡検査で胃角部の粘膜下腫瘍と診断されていた.今回,同部位に3型胃癌を認め,幽門側胃切除を行った.病理所見はacinar cell carcinomaであった.術中,膵に特記すべき異常所見は認めなかった.さらに胃癌にこのような組織型は知られていないことなどより,胃迷入膵が癌化したと診断した.術後21カ月時,胃癌の転移性肝癌に対し肝部分切除を行った.また胃切除前後および肝切除前後の血中トリプシン値に興味ある変動を認めた.
Databáze: OpenAIRE