Long-term Survival Case of Malignant Fibrous Histiocytoma of the Lung Treated by Partial Resection
Autor: | Yukihito Saito, Akiharu Okamura, Yuzo Shomura, Ken-ichiro Minami, Hideyasu Omiya, Hiroji Imamura |
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Rok vydání: | 2002 |
Předmět: | |
Zdroj: | Haigan. 42:125-128 |
ISSN: | 1348-9992 0386-9628 |
DOI: | 10.2482/haigan.42.125 |
Popis: | 背景. 悪性線維性組織球腫 (malignant fibrous histiocytoma, 以下MFH) は中高齢者の四肢中枢側に好発する非上皮性悪性腫瘍で, 成人軟部組織腫瘍中最も多いが肺原発は稀とされている. 症例. 症例は65歳, 女性. 胸部異常陰影に対する精査のため当科受診となった. 胸部CTでは左肺S6に長径30mmの腫瘤影を認め, 原発性肺癌を疑い開胸肺生検を施行した. 術中迅速病理で確定診断は得られなかったが, 紡錘形肉腫の像であり平滑筋肉腫等の転移性肉腫が疑わしく, 原発性肺癌は否定的であったため部分切除のみで手術を終了した. 術後の病理診断はMFHで, 他臓器の検索で原発巣の存在を認めなかったことから肺原発性MFHと診断した. 結論. 肺原発性MFHは予後不良で治療は外科的完全切除を原則とし, 術式としては肺葉切除が妥当と報告されている. 自験例は肺部分切除を施行し, 術後追加治療を行わずに経過観察を行っているが, 術後3年を経た現在においても再発徴候は認めていない. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |