Perioperative Changes in Proprioception after Total Knee Arthroplasty and Identification of Factors Affecting it

Autor: Chiaki Hamanishi, Yuko Maruo, Masao Akagi, Shigeki Asada, Kanji Fukuda, Shigeshi Mori, Yuko Sawada
Rok vydání: 2008
Předmět:
Zdroj: Rigakuryoho Kagaku. 23:279-283
ISSN: 2434-2807
1341-1667
DOI: 10.1589/rika.23.279
Popis: 本研究の目的は,人工膝関節置換術における術後関節位置覚の経時的推移を明らかにし,膝関節位置覚の変化に影響を与える因子を抽出することである。人工膝関節置換術(以下TKA)を施行した患者30名を対象とした。術前後の位置覚を測定,得点化し,推移を明らかにした。その結果位置覚得点は3週で最も低下し,その後時間の経過に伴い改善することが分かった。術後3週での関節位置覚低下に関与する要因を検討するため,位置覚を高値群,中間群,低値群の3群に分けて関連要因を検討した。その結果,関節位置覚得点が低い群では,年齢が高い,日本整形外科学会膝関節スコアが低い,BMIが高い,術中・術後の出血量が多い,術時間が長い,皮切が大きい傾向が認められた。術前の日常生活活動性の維持,および改善が術後の膝関節位置覚の早期回復に重要と思われた。
Databáze: OpenAIRE