Temporal Change of Polychlorinated Dibenzo-p-Dioxins, Dibenzofurans and Dioxin Like Polychlorinated Biphenyls Source in Paddy Soils
Autor: | Nobuyasu Seike, Takashi Otani, Masako Ueji, Nobuyuki Tsuzuki, Takumi Takasuga |
---|---|
Rok vydání: | 2003 |
Předmět: | |
Zdroj: | Journal of Environmental Chemistry. 13:117-131 |
ISSN: | 1882-5818 0917-2408 |
DOI: | 10.5985/jec.13.117 |
Popis: | PCP及びCNP製剤中のダイオキシン類を分析し, その濃度と組成を明らかにした。PCP製剤では製造方法によりダイオキシン類の濃度及び組成が異なることが示唆された。またCNP製剤中のダイオキシン類濃度は1982年以降急激に濃度が減少していることが明らかとなった。両製剤に由来するダイオキシン類総量は, 1960年代前半はほとんどがPCP製剤に由来するダイオキシン類で占められ, 1960年後半からCNP製剤に由来するダイオキシン類の割合が増加することが推察された。また水田土壌中ダイオキシン類濃度およびTEQは, 60年代初期から上昇し, その後緩やかに減少していることが分かった。濃度の推移に影響しているのはPCP, CNP製剤の使用であり, 両製剤に主要に含まれるOCDDと1, 3, 6, 8-TeCDDそして1, 3, 7, 9-TeCDDといった異性体から確認できた。しかし, 2, 3, 7, 8-位塩素置換PCDD/FsのTEQへの寄与率について主成分分析により解析したところ, PCP, CNP製剤に由来するダイオキシン類だけではなく, 燃焼・焼却過程で生成したダイオキシンといった両製剤以外の起源からの寄与割合が徐々に増加していることが明らかとなった。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |