Desmoid tumor of the chest wall following trauma; A case report

Autor: Akira Taira, Masafumi Yamashita, Masaaki Tsuchimochi, Shinji Shimokawa, Shun-ichi Watanabe, Toshiaki Miyazaki
Rok vydání: 1996
Předmět:
Zdroj: The Journal of the Japanese Association for Chest Surgery. 10:144-149
ISSN: 1881-4158
0919-0945
DOI: 10.2995/jacsurg.10.144
Popis: 今回我々は, 胸壁デスモイド腫瘍の1例を経験した.本症は稀で発生には外傷の関与が指摘されている.症例は43歳男性で1993年2月に左鎖骨および左第4肋骨を骨折した.1994年3月に左胸痛が出現し, 胸部X線で腫瘤陰影を認めた.同年5月胸膜腫瘍の疑いで腫瘍摘出術を行った.腫瘍は骨折部位に一致して2個あり, fibromatosisの病理組織診断を得た.術後は良好に経過したが, 同年12月に腫瘍の再発を認め再入院した.腫瘍は肺尖部から左鎖骨, 左側胸壁にみられ外科的切除は左上肢の機能障害を生じると判断され, 総線量60Gyの放射線照射を行った.現在照射後6ヵ月を経過したが, 腫瘍の増大傾向はない.
Databáze: OpenAIRE