A case of Japanese spotted fever: the first case in Okayama prefecture
Autor: | Ritsushi Fujii, Manri Kawakami, Kenji Tabara, Yasuhiro Umekawa, Kouji Kida, Toshio Kishimoto |
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Rok vydání: | 2010 |
Předmět: | |
Zdroj: | Kanzo. 51:714-721 |
ISSN: | 1881-3593 0451-4203 |
DOI: | 10.2957/kanzo.51.714 |
Popis: | 日本紅斑熱の岡山県初発例を経験した.症例は64才女性.高熱,紅斑,刺し口を有し,肝障害と血小板数の低下を認めた.皮疹が四肢末梢に強いこと,手掌にも認めたことがつつが虫病との鑑別点となった.副作用のため短期間の投与となったが,ミノサイクリンが奏功した.後日ペア血清において抗体価(免疫蛍光抗体法)の有意な上昇が認められ,痂皮のPCR法では日本紅斑熱DNAが抽出された.本疾患は4類届出感染症であり,近年報告数が増加し,新たに届出をする県が増えている.治療が遅れると致死的となることもあるため,高熱と皮疹を伴う肝障害症例を診た際には常に本症も念頭におき,疑えばすぐに治療を開始することが重要である. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |