Thermal Reactivity of Coal Liquids. (Part I). Reaction of Tetralin at High Temperatures in Quartz Tube Reactor

Autor: Mitsutaka Kawamura, Satoshi Ohshima, Fumikazu Ikazaki, Yasuo Miki, Yasunori Kuriki, Motoo Yumura
Rok vydání: 1992
Předmět:
Zdroj: Journal of The Japan Petroleum Institute. 35:288-291
ISSN: 0582-4664
DOI: 10.1627/jpi1958.35.288
Popis: 石炭液化油中の芳香族化合物等の熱的反応性の検討を目的に, 管壁の影響を考慮してステンレス鋼オートクレーブに内蔵できる石英ガラス反応器を試作した。反応はテトラリンを用い, 窒素圧下で425~500°Cの温度条件で行った。反応を分解と異性化, 脱水素の3種に分けて検討した。石英ガラス反応器での温度変化では, 全転化率は最大8%と低く, 異性化反応率が選択的に増大した。ステンレス鋼と石英ガラスの反応器の違いおよび原料の仕込量を変えた反応の結果から, 管壁の影響を受けるのは脱水素反応であることが明らかになった。テトラリンのように熱的に安定な化合物の反応には, 石英ガラス反応器を用いる方法が有効であることが確認された。
Databáze: OpenAIRE