Stereospecific Polymerization of Acetaldehyde by Using Polyphosphoric Acid Compounds

Autor: Noboru Yamamoto, Yoshinori Takemoto, Takaharu Miyakawa
Rok vydání: 1963
Předmět:
Zdroj: The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan. 66:1703-1707
ISSN: 2185-0860
0023-2734
DOI: 10.1246/nikkashi1898.66.11_1703
Popis: ヘキサメタリン酸カリウム,トリポリリン酸ナトリウム等,その重合度が3以上のポリリン酸塩は,ジエチル亜鉛,トリエチルアルミニウム,水素化リチウムアルミニウムと併用することによって,-78℃ においてアセトアルデヒドから結晶性ポリマーを90%以上含む重合体を50~70%の収率で与える。ポリリン酸塩の混合比の大きい時には,その生成ポリマー中の結晶性部分の割合は100%に近づくが,その混合比がそれぞれ,[P-O-K]/[Zn(C2H5)2]≒1.8,[P-O-K]/[Al(C2H5)3]≒2.6,[P-O-Na]/[LiAlH4]≒0.9こおいて触媒活性が急激に減少して活性についての極小を示すことが見出された。最適触媒濃度はモノマーに対し1.5%付近にあり,かつ重合時に共存する溶剤は生成ポリマー中の結晶性部分の生成比に余り大きな影響を与えないことがわかった。
Databáze: OpenAIRE