Effect of Dietary Lysine and Arginine Addition on Growth Performance and Serum Cholesterol Level in Chicks
Autor: | Ryouhei Fukumi, Hiroshi Ueda, Tatsuya Imanishi, Sumio Kumai |
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Rok vydání: | 1995 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Chikusan Gakkaiho. 66:412-421 |
ISSN: | 1880-8255 1346-907X |
DOI: | 10.2508/chikusan.66.412 |
Popis: | リジンおよびアルギニンの添加がニワトリヒナの発育と面清コレステロール濃度に及ぼす影響を調べた.小麦グルテンをタンパク質源とするCP 20%の半精製飼料を調製し,7齢の単冠白色レグホーン雄ヒナを用い10日間の飼育試験を3回行なった.基礎飼料(0.34%リジンおよび0.72%アルギニンを含む)には1%のコレステロールを添加した.試験Iではリジンの最適添加量を,試験IIでは第2制限アミノ酸の影響を,試験IIIではリジンとアルギニンの過剰添加による拮抗作用の影響をそれぞれ検討した.リジンを段階的に添加すると,ヒナの発育は0.5%添加で最大に達し,リジン無添加および0.25%添加時に比較して血清コレステロール濃度の低下がみられた.しかし,リジン添加量を1%および1.25%にすると,再び発育は阻害され血清コレステロール濃度は増加した.コレステロール無添加飼料を給与した場合,血清コレステロール濃度はリジン含量の影響を受けなかった.ヒナに給与した小麦グルテンの第2制限アミノ酸はアルギニンで,0.35%添加すると発育が改善されるとともに血清コレステロール濃度が減少した.リジンを過剰(1%~3%)に添加すると発育は阻害され,血清コレステロール濃度は増加した.発育阻害の程度はリジン添加量に比例したが,血清コレステロール濃度とリジン含量との間に相関はなかった.アルギニンを3%過剰添加するとリジン過剰による発育阻害を完全に緩和したが,添加量を6%にするとアルギニン自身の毒性がみられ,これは過剰のリジン添加によって緩和されなかった.アルギニン過剰添加はリジン過剰による血清コレステロール濃度の増加を抑制したが,添加量による違いはみられなかった.したがって,飼料中のリジン•アルギニン比と血清コレステロール濃度との間に明確な関連は認められなかった. |
Databáze: | OpenAIRE |
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