T3 category of hypopharyngeal cancer in the fifth edition of the TNM classification (1997) compared with fourth edition (1987)

Autor: Kouki Kimizuka, Wataru Nishijima, Shouji Takooda, Hiroko Kouda
Rok vydání: 1999
Předmět:
Zdroj: Japanese jornal of Head and Neck Cancer. 25:442-445
ISSN: 1883-9878
0911-4335
DOI: 10.5981/jjhnc1974.25.442
Popis: 下咽頭癌の新分類T3の条件として, 旧分類の片側喉頭固定以外に, 腫瘍径が4cmをこえる条件が独立して加えられた。両者を同等の局所進行度の条件と見なしてよいかどうか検討した。対象は1982年より1998年の16年間に経験した下咽頭癌手術例89例である。手術標本の肉眼的所見で腫瘍径が4cmをこえる症例は, 旧分類T2 36例のうち22例あり, 新分類T3とした。一方, 喉頭固定による旧分類T3は31例あり, これらも新分類T3である。T3喉頭固定例31例とT3最大径4cmをこえる症例22例について比較検討した。前者は梨状陥凹型で男性に多く, 後者は輪状後部型で性差がすくなく, 年齢は5歳若かった。5年累積生存率は前者33.4%, 後者50.4%で後者に予後良好の傾向が認められたが, 統計学的有意差はなかった。腫瘍最大径が4cmをこえる症例がT3に分類されても大きな矛盾はないと考える。
Databáze: OpenAIRE