The Relations between the Structure and the Oxidizing Reactivity of Pyrolyzed Cellulose Produced at 250-600°C Sugio Otani

Rok vydání: 1960
Předmět:
Zdroj: The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan. 63:1448-1452
ISSN: 2185-0860
0023-2734
DOI: 10.1246/nikkashi1898.63.8_1448
Popis: 250~600℃ 間の窒素気相中で焼成したセルロース焼成物の構造と酸化反応性との関係を検討した。試料の調製温度が300~450℃ 間の場合には空気中での加熱減量曲線が2段となり,それ以外の試料では1段階の曲線を示す。減量開始温度は400℃ 焼成物を最低とするが,最も主要な減量を示す温度は試料調製温度の上昇とともに上昇する。これらの関係から,空気中の加熱ではC=O基および弱いC-C結合の生成程度と,骨核構造の反応性との相関関係によって加熱減量曲線の型が決定され,KNO3粉末との反応は主として骨核構造の反応性が主要な因子になるものと推測した。
Databáze: OpenAIRE