Twenty-eight Years Old Small Cell Lung Cancer Case with Spinal Cord Metastasis Diagnosed Premotum

Autor: Yuichi Ichinose, Akira Kunisawa, Keisuke Toyama, Yasushi Torii, Masayuki Kikawada, Ikuma Kasuga
Rok vydání: 1997
Předmět:
Zdroj: Haigan. 37:899-902
ISSN: 1348-9992
0386-9628
DOI: 10.2482/haigan.37.899
Popis: 症例は28歳, 男性.1996年3月に発熱と左胸痛を訴え当院外来を受診.胸部X線で左胸水および左下葉の腫瘤陰影が認められ精査目的に入院.気管支鏡で左下葉入口部の著明な狭窄があり, 同部位からの直視下生検より小細胞癌と確定診断した.全身化学療法および放射線照射の併用を行い一時寛解を得て退院したが, 退院直後より下肢の痺痛と歩行困難が出現.MRIで脊髄転移が発見された.直ちに同部への放射線照射を開始したが, 再び原発巣の増大と左胸水貯留を認め, 初回入院から8カ月後に呼吸不全のため死亡した.本例は若年発症の肺癌例であり, かつ脊髄内転移を生前に診断し得た貴重な症例であった.
Databáze: OpenAIRE