Benign superior sagittal sinus thrombosis

Autor: Yasuo Toyokura, Tohru Mannen, Yasuo Shimada, Susumu Kusunoki, Makoto Iwata
Rok vydání: 1986
Předmět:
Zdroj: Nosotchu. 8:301-305
ISSN: 1883-1923
0912-0726
DOI: 10.3995/jstroke.8.301
Popis: 頭蓋内圧亢進症状を伴わず良性に経過する上矢状静脈洞血栓症は比較的稀な病態であるが, われわれは全身性の遊走性血栓性静脈炎の部分症状として上矢状静脈洞血栓症を生じたこのような症例を報告した.症例は30歳台に両側性ブドウ膜炎を生じ失明に至った男性で, 45歳頃より遊走性血栓性静脈炎によると思われるエピソードを繰り返えしていたが, 57歳の時, 意識障害を伴う右半身痙攣発作を生じて入院, CTスキャンと脳血管撮影によって上矢状静脈洞血栓症が見出されたが, 脳脊髄液圧は正常で, 他の脳圧亢進症状も見られなかった.副腎皮質ステロイドの投与により遊走性血栓性静脈炎の再燃は見られなくなり, 良好な経過を辿っている.原因としてはBehcet病が考えられたが, 確認には至らなかった.
Databáze: OpenAIRE