Simultaneous Determination of Boron at ppb Level and Other Anions in Various Natural Water Samples by HPLC with Post-column Derivatization

Autor: Osami Nakasugi, Masami Matsui, Tatemasa Hirata, Tomio Fujita, Masataka Nishikawa
Rok vydání: 1999
Předmět:
Zdroj: Journal of Environmental Chemistry. 9:891-897
ISSN: 1882-5818
0917-2408
DOI: 10.5985/jec.9.891
Popis: 環境水中の微量ほう素を分析するためにクロモトロープ酸の反応試薬を用いたポストカラム誘導体化法について検討し, フッ素, 塩素, 硝酸, 亜硝酸, 硫酸及びほう素などの陰イオン成分と同時に分析する方法を開発した。この方法はHPLCのカラムで陰イオン成分とほう素を分離し, フッ素, 塩素, 硝酸, 亜硝酸及び硫酸などの陰イオン成分を電気伝導度検出器で分析した後に, ほう素はクロモトロープ酸ポストカラム誘導体化法により励起波長330nm, 蛍光波長355nmの蛍光検出器で分析した。環境試料で本法, ICP発光分析法及び他法などとほう素の測定値について比較した。その結果, 本法とICPの測定値は一致した。水道水や河川水中などのフッ素, 塩素, 硝酸亜硝酸及び硫酸などの陰イオンとほう素の一斉分析法として有効と思われる。
Databáze: OpenAIRE