A case of primary squamous cell carcinoma on side of neck. Branchiogenic carcinoma considered to meet Martin's criteria
Autor: | Akira Katakura, Eizo Takeda, Yasuhiro Ozawa, Kenichi Hatada, Takashi Inoue, Sadamitsu Hashimoto, Hiroyasu Noma |
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Rok vydání: | 2000 |
Předmět: | |
Zdroj: | Journal of Japan Society for Oral Tumors. 12:24-30 |
ISSN: | 1884-4995 0915-5988 |
Popis: | 患者は37歳の女性で, 右側側頸部 (胸鎖乳突筋前方) の腫瘤を主訴として来院した。CT写真で腫瘤は嚢胞様を呈しており, 試験的穿刺によって黄色・漿液性の内容液を吸引した。内容液の生化学的分析では患者の血清と比較し, GOT, LDH, CPK, アミラーゼが高値であり, また細胞診で悪性の所見は見られなかった。しかし, 術後の病理組織診で扁平上皮癌との結果を得た。われわれは転移性癌の可能性を考え, 全身の精査を行ったが, 原発腫瘍は発見されなかった。現在定期観察を行っているが, 局所の再発および原発を疑わせる腫瘍の発現は認められない。このことから, 本症例は側頸部原発の扁平上皮癌で, いわゆる鰓原性癌である可能性が示唆された。また発生機序については内容液の生化学的分析より, 異所性にリンパ節内に迷入した唾液腺組織の上皮が嚢胞化し, さらに悪性化したものである可能性も考えられた。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |