A CASE OF PRIMARY ADENOCARCINOMA OF THE SMALL INTESTINE AFTER RESECTION OF RECTAL CANCER

Autor: Susumu Nakao, Osamu Takahara, Takayuki Nakazaki, Kazutaka Tamura, Katsunori Takagi, Hideki Taniguchi, Masatoshi Haseba
Rok vydání: 2005
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 66:102-105
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 今回,直腸癌術後に発症した原発性小腸癌の1例を経験したので文献的考察を加え報告する.症例は54歳,男性で1998年11月20日直腸癌にて低位前方切除術施行.病理組織学的所見では中分化腺癌,深達度sm, ly0, v1, n0, stage I,根治度Aであった.直腸癌術後の定期的な腹部CT検査で,上部空腸の壁の肥厚認め,小腸内視鏡検査では門歯より110cmの部位に全周性の狭窄あり生検にて低分化腺癌の診断を得た.小腸癌の診断にて小腸切除,結腸,膵尾部,脾合併切除を行った.切除標本は空腸に4×6cmの2型の腫瘍を認め,結腸粘膜面にも腫瘍の露出がみられた.病理所見は低分化腺癌, si, n0であった.大腸癌のフォローアップでは小腸癌も含めた他臓器癌の重複も考慮し厳重な注意が必要である.
Databáze: OpenAIRE