A Case of Leiomyoma of the Nipple

Autor: Seita Fukumaru, Tamotsu Kanzaki, Hiroshi Saruwatari, Chiaki Baba, Shinichi Yotsumoto
Rok vydání: 2003
Předmět:
Zdroj: Nishi Nihon Hifuka. 65:333-335
ISSN: 1880-4047
0386-9784
DOI: 10.2336/nishinihonhifu.65.333
Popis: 76歳,男性。2001年2月頃より左乳頭部に時々,自発痛を感じていた。同年5月に近医外科及び皮膚科を受診し,左乳頭の肥大を指摘された。当科受診時には,左乳頭が右側に比較して明らかに肥大していた。腫瘍性病変は触知されなかったが,組織学的には,真皮内にエオジン好性の腫瘍巣を認めた。腫瘍細胞は紡錘形で,楕円形の核を有していた。アザン·マロリー染色,マッソン·トリクローム染色で赤染,エラスチカ·ワンギーソン染色で黄染し,α-SMAが陽性であり,平滑筋腫と診断した。乳頭の平滑筋より発生したと考えられた。乳頭·乳暈部に生じる平滑筋腫について,若干の文献的考察を加えて報告する。
Databáze: OpenAIRE