LAPAROSCOPIC RESECTION OF URACHAL REMNANT WITH PLASTY OF UMBILICUS-REPORT OF FIVE CASES

Autor: Hiroshi Nemoto, Shoji Sasaya, Yasuo Yoshizawa, Tadaaki Ikeda, Yutaka Sanada, Ryo Uyama
Rok vydání: 2004
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 65:1371-1375
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 尿膜管遺残症に対して腹腔鏡下に臍部の瘻孔を含め一塊に摘除し臍形成を施す術式を考案したので報告する.症例は18歳から29歳,男性3例,女性2例であった.臍炎,臍からの排膿を主訴とし外来加療されるも症状が遷延し腹部CT検査で尿膜管遺残症と診断された難治性症例に腹腔鏡下手術が行われた.手術所見では尿膜管遺残部に大網,小腸の線維性の癒着が多少とも見られた.まず癒着剥離を行い尿膜管遺残物を超音波凝固切離装置にて尾側より臍直下まで充分に遊離させた後腹腔外操作に移行し,臍を牽引反転させ外瘻孔開口部を全周性に切離し腹腔内の尿膜管と一塊にして摘除し,臍形成を付加した.術後の回復は順調で,臍部の変形はなく再発も見られていない.近年,尿膜管遺残に対する腹腔鏡下手術症例の報告が散見されるが臍部の瘻孔に対して言及したものはなく,本術式は瘻孔が完全切除でき,美容上も優れ有用な術式と考えられた.
Databáze: OpenAIRE