A Case of Mucin Producing Cholangiocarcinoma Associated with a Congenital Choledochal Cyst
Autor: | Noriaki Kanno, Tetsuo Hamano, Makoto Kawabata, Shigeki Abeshima, Yutaka Moriyama, Naoto Hasegawa, Hiroyuki Katoh, Tatsunosuke Ichimura, Takahiro Tsuchikawa, Satoshi Kondo |
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Rok vydání: | 2004 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 37:1872-1876 |
ISSN: | 1348-9372 0386-9768 |
Popis: | 症例は63歳の女性で, 胆石, 総胆管結石による数回の手術歴がある. 繰り返す右季肋部痛を主訴に受診し, 腹部CT にて肝内胆管の著明な拡張および肝右葉の萎縮を認め, B3より経皮経肝胆道ドレナージ (percutaneous trans-hepatic cholangio drainage; 以下, PTCDと略記) を施行したところ, 粘度の高いゼリー状の胆道内容物を多量に認めた. CT, MRCP, PTCD造影の所見などから先天性胆道拡張症と右肝内胆管を主座とする粘液産生胆道病変の存在を疑い, 肝右葉切除, 胆管切除, 左肝管空腸吻合術を施行した. 摘出標本では, 上部胆管から右肝管入口部を中心に5.5×4cm大のIIa型隆起性病変が存在した. 組織学的には壁深達度mの高分化型腺癌で, 周囲組織への浸潤およびリンパ節転移は認めなかった. 術後27か月現在再発の兆候なく通院中である. 先天性胆道拡張症に粘液産生胆管癌を合併した症例はまれであると考えられ, 若干の文献的考察を含めて報告する. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |