An autopsy case of a diabetic chronic renal failure patient demonstrating amyloid deposition containing .BETA.2-microglobulin in the islets of Langerhans

Autor: Hidetaro Mori, Oshi Inagaki, Masayuki Azuma, Takeo Gotoh, Seishi Inoue, Shozo Miki, Yoshikazu Fujita, Toshiaki Hirabayashi
Rok vydání: 1990
Předmět:
Zdroj: Journal of Japanese Society for Dialysis Therapy. 23:603-607
ISSN: 1884-6211
0911-5889
Popis: 糖尿病性腎不全で4回の血液透析後に消化管出血で死亡, 剖検により膵ラ氏島にβ2-MG由来のアミロイド沈着を認めた症例を報告する. 68歳, 女性, 約10年前初めて糖尿病と診断され食事療法を行っていた. 約2年前よりインスリン療法開始, 蛋白尿出現. 4か月前より高窒素血症, 浮腫のため入院, 保存的治療を行っていたが高窒素血症増悪のため血液透析を開始, 計4回の透析を行うも消化管出血で死亡. 剖検膵のラ氏島にアミロイド沈着がみられ, PAP法による免疫組織化学検査でアミロイド蛋白はβ2-MGを含むことが証明出来た. 他の全身臓器にはアミロイド沈着はみられなかった. 長期透析症例の全身臓器のアミロイド沈着の報告はあるが, 短期の糖尿病性腎不全の膵ラ氏島にβ2-MG由来のアミロイド沈着がみられたのは稀で珍しく貴重な症例と考えられた.
Databáze: OpenAIRE