Stratigraphy and sedimentary environment of the Tetori Group in its central distribution based on nonmarine molluscan assemblages
Autor: | Masaki Matsukawa, Kosuke Nakada |
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Rok vydání: | 1999 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Journal of the Geological Society of Japan. 105:817-835 |
ISSN: | 1349-9963 0016-7630 |
Popis: | 岐阜県北部には, 上部ジュラ系から下部白亜系の手取層群の下部から上部にいたる層序がある.手取層群は, 牛丸層, 御手洗層, 大谷山層, 大黒谷層, アマゴ谷層, 大倉層, 別山谷層に区分される.牛丸層から御手洗層は三角州から浅海の環境が, 大谷山層から大黒谷層は三角州から湖が, そして, アマゴ谷層から別山谷層は河川が解釈されている.御手洗層を挟み, 下位の牛丸層と上位の大谷山層と大黒谷層から非海生軟体動物化石が産出し5つの群集が認められ, 淡水から汽水性の生息環境が推定される.これらの群集によると, 牛丸層では鹹度の程度を波動させながら高い鹹度の環境に, 大谷山層から大黒谷層ではスムーズに低い鹹度に変化したと考えられる.これは, 海進期にはより低次オーダーの海進と海退を繰り返しながら進行するのに対して, 海退期ではスムーズに環境が変化すると解釈できる.これらの群集を用いると, 精度の高い, 環境変化の読みとりが可能である. |
Databáze: | OpenAIRE |
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