A Case of Pyoderma Gangrenosa Developing on the Circumference of a Stoma Site after Pouch Surgery for Ulcerative Colitis

Autor: T. Kinoshita, S. Tsunemi, T. Nitta, S. Morita, K. Suga
Rok vydání: 2005
Předmět:
Zdroj: Nippon Daicho Komonbyo Gakkai Zasshi. 58:64-68
ISSN: 1882-9619
0047-1801
DOI: 10.3862/jcoloproctology.58.64
Popis: 潰瘍性大腸炎やクローン病に代表される炎症性腸疾患では,内科的治療に抵抗を示した場合,外科的治療を施行せざるを得ない.また分割手術を施行するにあたっては一時的ではあるが,回腸人工肛門の造設を余儀なくされる.症例は38歳の女性,潰瘍性大腸炎の3期分割手術の2期目の手術である直腸粘膜抜去術,H型回腸嚢肛門吻合術(IAA),回腸人工肛門造設を施行されていた.回腸人工肛門周囲に難治性の皮膚びらんを生じ,回腸人工肛門部皮膚潰瘍の疼痛コントロールのため入院となった.入院後,洗浄をはじめ状況に応じ多種多様の軟膏,被覆材料を用いてストーマケアを行った.その結果,回腸人工肛門周囲に発生した壊疽性膿皮症にともなう難治性皮膚潰瘍は上皮化し成功裏に3期目の手術を施行し,治療し得た症例を経験したので報告する.
Databáze: OpenAIRE