In vitro and in vivo assessments of anti-ET contamination couplers

Autor: Hiroyuki Tamura, Fumiaki Marumo, Shin Sasaki, Naoto Sano, Takashi Shibamoto, Takashi Akiba, Yutaka Yoshimoto, Ken-ichi Endo
Rok vydání: 2001
Předmět:
Zdroj: Nihon Toseki Igakkai Zasshi. 34:257-262
ISSN: 1883-082X
1340-3451
DOI: 10.4009/jsdt.34.257
Popis: 目的: ダイアライザー接続カプラーによる透析液のエンドトキシン (ET) 汚染に対して, ET汚染対策カプラーが用いられている. そこで各種汚染対策カプラーによる透析液のET汚染防止効果を同一条件下で基礎および臨床的に評価した. 方法: 検討に用いたカプラーは, A: 1年以上使用した従来型. B: 新しいオーリングに交換した従来型. C: 抗菌オーリングに交換した従来型. D: オーリング部分の消毒可能な型. E: オーリングなしのシリコン型. F: オーリングなしでダイアライザー接触部全てが消毒可能な型を用いた. 基礎実験ではカプラーと血液回路を用い閉鎖回路を作成しET汚染後の洗浄効果を観察した. 長期臨床使用では, カプラー長期臨床使用による透析液へのET汚染, カプラー内ET汚染, ダイアライザー接続時カプラーET汚染とその初期値からのET濃度の時間経過を検討した. 結果: 洗浄実験では, A, B, Cは循環開始直後からET濃度は上昇し, D, E, FではET濃度の上昇はなかった. 長期臨床使用でのダイアライザー接続直後のET濃度は, Aで30週間高値を示し, B, Cは18週目より上昇した. D, E, Fでは30週間低値を維持した. 脱着時のカプラー内ET濃度は, Fで他に比べて低値を示した. ダイアライザー出口のET濃度はA, B, Cで灌流直後に高値を示し, 時間経過とともにET濃度は低下し, 他のカプラーでは終始低値だった. ET濃度の時間経過はカプラーA, B, Cで他のD, E, Fに比べET濃度低下に時間を要した. 結語: ダイアライザーと接触するオーリングがなく, カプラー内部を全て洗浄・消毒できる構造がET汚染対策カプラーとして有効であった.
Databáze: OpenAIRE