Spectrophotometric Determination of Copper with Diphenylcarbazone

Autor: Yachiyo Kakita, Hideo Seno
Rok vydání: 1961
Předmět:
Zdroj: Nippon kagaku zassi. 82:1365-1368
ISSN: 2185-0917
0369-5387
DOI: 10.1246/nikkashi1948.82.10_1365
Popis: ジフェニルカルバゾンは微量水銀の鋭敏な点滴反応試薬として使用され,前報ではこの試薬による水銀の定量を試みたが銅に対しても同様に鋭敏な反応を示すために,著者らはこの試薬を用いて基礎実験を試みた。適当な緩衝溶液中で生成きせた銅-カルパゾナートを有機溶媒で抽出することで高感度でしかも精度よく定量できた。銅-カルバゾナートは pH 5~8 で安定でそのべンゼン抽出液は 558mμ に極大吸収を有する。錯塩生成にはほとんど時間がかからず,そのときの液温の影響も6.5°~28.5℃ の範囲ではほとんどなく,ただ抽出後 20 分までは吸光度がわずか減少するのみで 1 昼夜放置後も安定である。見いだした定量の最適条件で銅の 1.1~7.6γ/15ml の範囲で Beer の法則鰭したがう。モル吸兆係数は 7.62×104 で 3% の精度で定量できた。
Databáze: OpenAIRE