Synthesis and Characterization of Ion-Conducting Polybenzoxazoles as Thermostable Proton Exchange Membrane for Fuel Cells

Autor:	Junko Nakao, Kota Kitamura, Satoshi Takase, Yoshimitsu Sakaguchi
Rok vydání:	2006
Předmět:	Polymers and Plastics Chemical engineering Chemistry Materials Science (miscellaneous) Chemical Engineering (miscellaneous) Proton exchange membrane fuel cell Fuel cells General Environmental Science Characterization (materials science) Ion
Zdroj:	KOBUNSHI RONBUNSHU. 63:174-181
ISSN:	1881-5685 0386-2186
DOI:	10.1295/koron.63.174
Popis:	優れた耐熱性ポリマーとして知られているポリベンズオキサゾールにイオン性基を導入し, 高耐熱性の燃料電池用プロトン交換膜の素材として, その構造と特性の関係を検討した. ポリベンズオキサゾールに導入されたイオン性基は高い熱安定性を有し, ベンズオキサゾール環の電子吸引性が寄与していると考えられた. また, イオン性基を導入したポリベンズオキサゾール膜は高温でも高い耐クリープ性を示した. イオン性基がホスホン酸基であるよりもスルホン酸基である方が高いプロトン伝導性を示し, プロトン伝導性が酸性度の大きさに依存していると考えられた. 多量のスルホン酸を含有するポリベンズオキサゾール膜のプロトン伝導性は, 低湿度では低かったものの高湿度ではNafion®112を上回る値を示した. 多量のイオン性基に対してプロトン伝導に十分な水を保持しつつ, 骨格の剛直性によって膜形態を保つことで高いプロトン伝導性を示したと考えられた.
Databáze:	OpenAIRE
Externí odkaz:	https://explore.openaire.eu/search/publication?articleId=doi_________::c04e3ba6a365c2c542976b2abc60ff20 https://doi.org/10.1295/koron.63.174 Zobrazit plný text záznamu