Changes in Ca++, Na+, K+ levels during massive blood transfusion

Autor: Tomoyuki Udagawa, Kimiko Takekawa, Sayuri Fujimoto, K. Yokoyama, Keisuke Amaha, Yutaka Saito
Rok vydání: 1988
Předmět:
Zdroj: THE JOURNAL OF JAPAN SOCIETY FOR CLINICAL ANESTHESIA. 8:166-169
ISSN: 1349-9149
0285-4945
DOI: 10.2199/jjsca.8.166
Popis: 1000ml以上の大量輸血症例84例の電解質とpHの変化を retrospective に集計した. 採血時の輸血は1252±378mlであり, カルシウム投与はなされていない. 輸血前と比較するとCa++level は1.045±0.074mM/lから0.934±0.097mM/lへ, pHは7.46±0.075から7.43±0.072へと有意に下降し, Na+, K+level は不変であった. Ca++ level と輸血量は有意な負の相関を示し, K+ level とpHも負の相関を示した. Ca++ level はクエン酸との結合によって低下し, クエン酸の代謝, 骨よりのカルシウム補充により通常はカルシウム補充は必要ではないが, Ca++ level 低下の大きな場合はカルシウム補充が適当と思われた. 大量急速輸血の場合の正確なCa++ level 測定の必要性が感じられた.
Databáze: OpenAIRE