Relation between Regeneration Condition and Dynamic Adsorption of Water Vapor on Zeolite-A Synthesized from Halloysite

Autor: Isao Joko, Chuichi Goto
Rok vydání: 1971
Předmět:
Zdroj: The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan. 74:2219-2222
ISSN: 2185-0860
0023-2734
DOI: 10.1246/nikkashi1898.74.11_2219
Popis: ハロイサイトから合成した 4A 型ゼオライト (ML4P) を充填塔に充填し脱着温度を 100℃, 200℃, 300℃, パージガス入口露点を約 23~28 ℃, および約 -50 ℃, パージガス流量約 0.9~5.9 [g-dry gas/100g-dry adsorbent・min] の範囲で動的脱着特性と, 脱着条件が動的吸着特性に与える影響について実験を行なった。同様の条件で Linde Moleurlor Sieve 4A および活性アルミナ, シリカゲルについても実験を行ない, これらの結果を比較検討した。ML4P について脱着温度を 300℃ としてパージガス流量を変えて実験を行なったところ, パージガス流量が約 2[g-dry gas/100g-dry adsorbent・min] までは, パージガス流量を増加させると脱着終了時間は減少するが, これ以上パージガス流量を増加しても, 脱着終了時間はほとんど減少しないことが観測された。シリカゲルや活性アルミナは ML4P や LMS4A よりも吸着帯の長さが著しく大きく, シリカゲルの場合は残留水分量の増加と共に吸着帯の長さが長くなるのに対して, 活性アルミナや ML4P, LMS4A の場合は残留水分量が約 5[g-H2O/100g-dry adsorbent] 以下では吸着帯の長さはほぼ一定であり, これより残留水分量が増加してはじめて吸着帯が長くなるようである。到達露点は吸着剤の種類による影響よりも, 脱着温度, パージガスの入口露点等の脱着条件によるところが大きい。残留水分量と到達露点の関係においては, 同一残留水分量でも ML4P や LMS4A はシリカゲルや活性アルミナよりも到達露点が低く, 同一吸着剤, 同一残留水分量の場合でも, パージガスの入口露点の低い方が到達露点が低い。これは脱着時と吸着時のガスの流れが向流となっている効果であると思われる。本実験を通して, 残留水分量と吸着帯の長さおよび到達露点等において, ML4P と LMS4A の間にはほとんど差が認められなかった。
Databáze: OpenAIRE