A Study of Rolandic Discharges Found in Disabled Children

Autor: Miwa Yamatani, Tohru Konishi, Shinichi Magara, Sawako Yamazaki, Rie Izumi, Toshiharu Matsui
Rok vydání: 2008
Předmět:
Zdroj: Journal of the Japan Epilepsy Society. 26:9-15
ISSN: 1347-5509
0912-0890
DOI: 10.3805/jjes.26.9
Popis: Benign childhood epilepsy with centrotemporal spikes(BECT)は国際分類では特発性てんかんとして位置づけられている。今回、障害児にRolandic Discharge(RD)に類似した脳波所見を認めた11例を経験した。基礎疾患の内訳は、精神遅滞6例、自閉症1例、周産期障害による精神遅滞+痙性四肢麻痺2例、皮質形成異常による精神遅滞+片麻痺1例、片麻痺1例であった。9例に無熱性痙攣を認めた。9例の発作型は、GTC 2例、hemiconvulsion 3例、CPS 2例、シルビウス発作1例、CPSから二次性全般化1例であった。11例のRD類似の突発波は、中心部∼側頭部を中心とし、多相性棘波または棘徐波複合で、出現部位、形態ともに年齢依存性の高い機能性発作波形とされるRDの特徴を有していた。horizontal di-polarityは3例、睡眠による賦活は4例に認められたのみであり、RDの特性として合致しない部分であった。障害児のもつRD様発作波の詳細な報告は少なく今後さらなる臨床的脳波学的検討が必要と思われる。
Databáze: OpenAIRE